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ポートモレスビー

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ポートモレスビー

ポートモレスビーはパプアニューギニアの首都で、古くから天然の良港として知られていました。1976年に国が独立してからは、政治、経済、文化の中心地として発展して来ました。人口は40万人あまりと言われています。地名は1873年にこの地にやって来た英国の海軍提督モレスビーの名前に由来しています。昔からの町がある「タウン」、国会議事堂などの政府の建物が集まっている「ワイガニ」地区、そしてスーパーマッーケットなどの商店が集まっている「ボロコ」地区と大きく3つの地区に分けられます。近年、地方から職を求めて首都に来る流入人口が激増していと言われています。治安も不安定なことから滞在中は充分注意しましょう。


国会議事堂

パプアニューギニアは英国女王を元首と仰ぐ立憲君主国家で三権分立です。議会は一院制で議員数111人、任期5年となっています。国会議事堂はパプアニューギニアに太古から伝わる精霊信仰の社「精霊の家」をお手本とした建物です。国会議員選出の選挙は、各地で支持者を巡って度々暴力事件が発生し、死者が出る事も珍しくありません。特にハイランド地方では支持者を巡る傷害事件が度々報告されています。地方に行く場合は、選挙時期を避けて計画されるのが良いかもしれません。


ネイチャーパーク

ポートモレスビーネイチャーパーク(動植物園)は、ポートモレスビー大学近くにある動植物園です。中にはパプアニューギニアで見られる珍しい動物や植物が手入れよく展示されています。中でも、パプアニューギニアを代表する鳥「極楽鳥」はやはり必見です。入場料が必要。カフェテリアもあります。


ウベリ

この碑はオーストラリア軍の碑で「マクドナルド・コーナー」と呼ばれています。ポートモレスビーからオーエンスタンレー山系方向に車でおよそ1時間30分、ココダ街道の途中にあります。「日本軍をここで食い止めたした」事を記した碑です。日本軍はここまで来たのです。ここはゴムの木の中にあります。日本軍の偵察隊はさらに先に進み「ポートモレスビーの灯が見えた」と報告していたそうです。


ウベリ周辺の様子です。道路は赤土色の粘土状の土で一度雨が降ると走れたものではない事が良く解ります。遥か遠方の山脈がオーエンスタンレーです。ココダ街道を徒歩にて早くて1週間、ココダの村へと続いています。

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