パプアニューギニアは日本から南へ直線距離にしておよそ5,000km、成田空港から首都ポートモレスビーまでは直行便で約6時間30分の距離にあります。 第二次世界大戦中(昭和17年から18年にかけて)、この南方の島で旧日本軍とマッカーサー率いる連合軍との間で激しい戦闘が繰り広げられました。
ジャングルに覆われた密林の中で自らは食料・武器不足に耐え、マラリアなどの病に苦しめられながらも将兵としてオーストラリアやアメリカなどの連合軍を相手に果敢に戦いました。南方の遠隔地に補給は困難でそれは想像をはるかに超える過酷な戦いでした。
本国の司令部はついにニューギニア島から全軍撤収の命令を下しました。この戦闘で派遣した将兵のおよそ80%にあたる115,000人がこの地で戦没しました。 それから75年余り。かつての戦場はジャングルに覆われていますが、将兵が戦の合間に見たであろう風景が今もあって、訪れる我々に何かを語りかけるように吹く風に揺れています。
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